mainichi2
(9)食事はどこで
はじめに:
「外食」という言葉を知っていますか。「がいしょく」というのは、家庭以外の食堂や、レストランで食事をすることです。では、「がいしょく」は漢字でどのように書くのでしょうか。ABCの中から選んでください。
正しい答えはCです。では、問題をしましょう。
最近は、外食をする人が多くなっています。サラリーマンは、2人に1人が1日に1回は外食を利用しています。
厚生省の調べによると、国民全体の1日の食事の割合は、家庭での食事が80%、外食は17%です。しかし、昼食だけをみると、外食が42%を占めています。
また、家族全員で町のレストランや、すし屋などに出かける回数は、毎週1回という家庭が5%、1回か2回という家庭が36%、全然外食をしないという家庭がわずか3%となっています。
問題Ⅰ.今聞いた話の内容と合っているものに○、違っているものに×をつけてください。
A 最近は外食をする人が多くなっています。
B 国民全体の1日の食事について見ると、外食をしている人のほうが家庭で食事をする人より、ずっと多いです。
C 昼食だけをみると、外食をする人が42%います。
D 家族全員で外で食事をする回数は、週に1回という人が一番多いです。
(10)体のリズム
はじめに:
私たちの体は、風邪を引いた時には、熱が上がります。では、健康な時は、一日中、体の温度は変わらないのでしょうか。実は、健康な時でも、昼と夜とで体温は変化します。では、昼の間と夜の間では、どちらが体温が高くなるでしょうか。選んでください。
答えはAです。では、問題をしましょう。
人の体の温度を体温と言います。体温は昼の間は高く、夜、寝ている間は2、3度低くなります。これは、人が昼の間は体を動かして働き、夜になると、静かに眠るからだと思われがちですが、そうではありません。眠らないで、昼も夜も、同じようにベッドで休んでいても、体温は昼の間は高くなって、夜は低くなります。これは、人がもともと持っている体の中の時計、いわゆる体内時計のためなのです。生まれたばかりの時の赤ちゃんには、このような体内時計はまだありません。だんだん、明るさや暗さが分かるようになり、大人と一緒に生活していくうちに、体内時計ができてきます。生まれてから大体、3か月から4か月ぐらいで、体内時計ができてくるそうです。
問題Ⅰ―1 今聞いた話の内容と合っているものに○、違っているものに×を付けなさい。
A、体温は昼の間より、夜のほうが高いです。
B、眠らないで、一日中ベッドで休んでいたら、体温は昼も夜も変わりません。
C、体温が昼と夜が違うのは、人が体内時計を持っているからです。
D、体内時計は大人になってからできます。
E、生まれたばかりの赤ちゃんには、体内時計はありません。
問題Ⅰ―2 漢字で書いてみましょう。
1、人の体の温度を「たいおん」といっています。「たいおん」はどう書きますか。
2、人がもともと持っている体の中の時計を「たいないどけい」と言います。「たいないどけい」はどう書きますか。
(11)帰ってきたネコ
はじめに、
動物には、遠くに行っても、もとの飼い主の所に、帰る能力があるものがあります。A、B、Cの動物の中で、遠くから帰る能力のあるものを選んでください。
答えは、AのハトとBの犬です。では、問題をしましょう。
一匹の猫が一年かかって、約100キロの道を歩いて、もとの家に帰ってきました。
この猫は千葉県の加藤さんの家の猫で、4年前、加藤さんの娘の美智子さんが、友達からもらって、家族のように、可愛がっていました。
ところが、去年の4月に、娘の美智子さんだけが、100キロ離れた町に引っ越すことになりました。そして、美智子さんは猫を連れていきました。すると、それからまもなく、猫がいなくなってしまいました。みんなで、探しましたが、見つかりませんでした。それからちょうど一年後、もとの家に痩せて汚い猫がやってきました。よく見ると、それがあのいなくなった猫だったのです。加藤さんは「どうやって帰ってきたのか、とても信じられません。これから、ここで、大切に可愛がります」と話しています。
問題Ⅰ 今聞いた話の内容と合っているものに○、違っているものに×を付けなさい。
A、この猫は4年前、加藤さんの奥さんが友達からもらいました。
B、去年、美智子さんは猫を連れて、引っ越しをしました。
C、この猫は美智子さんと一緒に、もとの家に帰りました。
D、加藤さんは帰ってきた猫を自分の家でもう一度飼うことにしました。
B面はこれで終わります。
(12)発車メロディ
はじめに
次の音は電車が駅を出る時に、使われています。2つの音を聞き比べてください。あなたはどちらがいいですか。
A、これはベルの音です。
B、これはメロディです。
では、問題をしましょう。
次のグラフはJRが行ったアンケートの結果です。あとで、グラフについて説明がありますから、グラフを見ながら、テープを聞いてください。
日本では、電車が駅を発車するときにベルがなりますが、大きい音なので、感じが良くないとか、うるさいなどと思っている人が多くて、評判が良くありませんでした。そこで、JRでは発車するときに、今までのようなベルをやめて、耳に優しい音楽のメロディを使うようになりました。
音楽のメロディを使っているのはまだ一部の駅だけですが、電車の乗客の評判はどうでしょうか。発車ベルを止めて、音楽のメロディを使っている渋谷駅では、乗客にアンケート調査をしました。
グラフを見ながら、説明を聞いてください。
問題Ⅰ 次の説明の内容がグラフと合っているものに○、違っているものに×をつけてください。
A 「前のベルの方がいい」という人はたいへん少ないです。
B「前のベルより、音楽のメロディのほうがいい」と思っている人は全体の半数です。
C音楽のメロディのほうがいいが、乗りにくくなった人は17%います。
D全体としては、評判がいいといえます。
(13)掃除のビデオ
はじめに
右と左の言葉を線で結びましょう。
答えは箒で掃く、雑巾で拭く、雑巾を絞る、掃除機をかけるです。
では、問題をしましょう。
日本の小中学校では、教室お掃除は生徒たちがすることになっているのですが、広島のある中学校では、掃除の仕方を解説したビデオをつりました。以前は子供たちは家庭で親の手伝いをしながら自然に掃除の仕方を学んだものでした。しかし、最近の中学生は、勉強やクラブ活動に忙しくて、家庭で掃除を手伝う習慣がありません。そのため、学校の教室を掃除をさせると、教室がなかなかきれいになりません。雑巾の絞り方も、ほうきの使い方も全然知らない生徒が多いからです。そこで、その中学校の放送部員が夏休みを利用して、2ヵ月かかって、たたしい掃除の仕方をビデオにまとめました。このビデオ製作の指導をした先生は「こんなビデオを作らなければならないのは、本当は恥ずかしいことなのです」と話していました。
問題Ⅰ 今 聞いた話の内容とあっているものに○、違っているものに×をつけてください。
A ビデオを作ったのは中学校の先生です。
B 昔は中学校で掃除の仕方を教えました。
C 最近の中学生は、学校では掃除をしますが、家庭ではあまりしません。
D 今の子供たちは、昔の子供より、忙しくなっています。
E ビデオを作るのに、夏休みも入れて2ヵ月かかりました。
(14)紙の腕時計
この問題は、絵を見ながら聞いてください。
紙の腕時計が注目されています。この時計は縦20センチ、横9センチのカードになっていて、そこに時計が印刷されています。その時計の形に沿って切り離すとと、腕時計になります。電池は取り替えられませんが、数か月はちゃんと動きます。480円という安さと、さまざまな色とデザインがあることから、プレゼント用や記念品として、人気を呼んでいて、始め予定していた数の約6倍も売れています。このため、これを作っている工場では、生産能力を2倍に引き上げて、需要に答える計画です。
問題Ⅰ-1この時計はどんなものですか。絵の中から正しいものを1つ選らんでください。
問題Ⅰ-2今聞いた話と合っているものに○、違っているものに×をつけてください。
A この時計はカードから切り離して使います。
B この時計は子供のおもちゃとして人気がでました。
C この時計は値段は安いのですが、デザインの種類はあまり多くありません。
D この時計は始めに思っていたほどは売れませんでした。
E この時計は電池を取り替えれば、いつまでも使えます。
Bạn đang đọc truyện trên: Truyen247.Pro