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[R18][ShimaSen] 被虐性♡レシプロシティー

Author: 干し芋

Link: https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20669042

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・nmmn、腐向け要素を含みます。苦手な方・見覚えのない方はブラウザバックをお願いします。

・ルールやマナーを守った上での閲覧をお願いします。

・SNSなどでの拡散等はおやめください。

・登場人物はお名前をお借りしておりますが、ご本人様とは一切関係はありません。

・作者が方言の理解があやふやなため作品内の方言がおかしいところがあるかと思います。

・今回ドM攻め、♡喘ぎ、濁点喘ぎ、攻めフェラ、攻めのアナル開発、攻めの尿道攻め等めちゃくちゃなプレイを含みます。💜さんがだいぶ可哀想です。ファンタジーとしてお楽しみください。

これらをご理解いただける方のみ閲覧をお願いします。


ドM攻め好きなFFたちに愛を込めて。

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「まーしぃ、俺とのセックスで満足できてる?」

「なんや、急に」


それは付き合い始めて1年と少しが経った頃。
今日はセンラの家に志麻くんを招いて、一緒に飲んで。お風呂に入って、恋人っぽいことをして。
そんな夜だった。

ゆったり身体を重ねた後のピロートーク。志麻くんのあったかくて厚い胸板に顔を埋めながら、最近ずっと気になっていたことを尋ねてみた。

「......なんかまーしぃさぁ、最近セックス中も上の空っていうか、あんまり返事してくれないっていうか、そんな気がするんやけど」

「...そう、かなぁ...あんまり自分じゃそんなつもりないんやけど......気ぃ悪くさせてごめん」

「いやその、俺は別に全然気持ちいいしええんやけど!俺ばっかりでまーしぃあんまり楽しめてないのかなって......」

「そんなわけないやろ!センラの中ほんまに気持ちいいし、センラエロいし、それに」

「あーわかったわかった、ごめんって」

早口でまくしたてつつぎゅうぎゅうと抱きしめられて少し苦しい。どうやら俺に愛想をつかしたわけでも、セックス自体が嫌になったわけでもない、らしい。でも、最近のベッドでの志麻くんは明らかにどこかふわふわしていて、前ほどのギラギラした興奮がない、というか。


そこまで考えて頭に浮かんだのは、マンネリ、なんて言葉。

まあ、一年も一緒にいれば、確かにだんだん慣れも生まれる、よなあ。


「......じゃあ今度なんか新しいこと、やってみよっか」

「マンネリ防止、みたいな?」

「うん」

そうして、次に週末にお泊まりをする時には何かしらを用意し、それを使っていつもとはちょっと違うプレイをしてみよう、という話になったのだ。


今思えば、あの志麻くんにちょっと特殊なプレイをしようなんて持ちかけたのが運の尽き、ではあったが。


「......まーしぃが喜んでくれそうなもんってなんなんやろ......」

真昼間からアダルトな通販サイトのタブをいくつも開き、閲覧履歴に積み重なって行く「SMグッズ」「コスプレ」の単語たちに頭を抱えた。

まず、持ち掛けた俺が選ぶ流れになったのが悪かった。そりゃまあ志麻くんはマンネリなんて全く感じていなかったようだったから、「マンネリ防止ってなんや...そもそもマンネリってなんや...?」とスペースマンチカンになっていて。仕方なく俺が「志麻くんの好きそうなものを選んだるわ!」と言ってしまったのだ。

「なーんか、ちゃう......」

あってもなくても変わらんような布面積のコスプレも、わけわからんとこに空いたスリットも、そりゃあエロい。エロいけど、なんかちゃう。

そもそも俺自身もともと女の子が好きだったわけで、そりゃ抱きたい側だったわけで、志麻くんに対しても最初その気持ちはもちろんあった。
でもあんなに男前な志麻くんのがっしりした身体に抱き寄せられた初夜から、受け入れる側でもまぁいいか、と妥協して今に至るのだ。

要するに、メイド服とか、水着とか、俺がエロい格好をすることにはまったく需要を感じない。自分で言うのもなんだが志麻くんは俺にぞっこんだから、きっと鼻血を出す勢いで喜んでくれるとは思う。けれど、俺はたいして着たくないし。いっそ志麻くんが着てくれたらいいのに。

「二人とも満足できそうなもの、うーん」

元よりご奉仕大好きな志麻くんが喜びそうなもの、と考えると、単純に俺がエロくなればいいかと言われるとそうでもないかもしれない。俺もしっかり興奮できて、あの犬みたいな彼が尻尾を振りまくるような、そういう面白い物でなければ。

悩む俺の視界に入ってきたのは、スクロールしつくしたページの一番下。「二人のえっちに甘い刺激をプラス♡普段は見れない彼くんの顔が見れるかも?♡」なんてふざけた文言の添えられた、柔らかい曲線を描く玩具。

こういうの、アリかな。
アリ、だな。

夜王の名に恥じぬスパダリ具合を披露しつつ、余裕たっぷりに俺を甘やかしている志麻くんが、もしこんな玩具一つで乱れてしまったら。

想像しただけでも、これ以上ないスパイスになってくれそうだと確信する。

上がる口角を押さえつけつつ、玩具をそっとカートに入れた。


「じゃじゃーん」


まだ少し明るい寝室で、明らかにどぎつい色をした箱を差し出す絵面はなんとも滑稽だ。しかし、俺たち二人には至極真面目な話なのである。なんせ、恋人がセックスに集中できていないなんて大問題なのだから。

「はい、今日はこれをご用意しました」

「あ、これ...えと、エネマグラ......?」

「そぉ、よく知ってるやん。俺も使うの初めてやからさ」

箱に入っていたのは、注文した通りの真っ黒で控えめなサイズの玩具。噂によると前立腺を勝手に刺激してくれて、触らなくてもメスイキできたりできなかったり。
もう志麻くんにたっぷり突いてもらうことが癖になった今、わざわざ使う必要もなかろうと買ってすらいなかったのだが、まさかこんなところでお目にかかろうとは。

「あれ、箱ふたつ入っとる。まぁ予備になるか」

「いや、まーしぃも使って」






沈黙。


「......おれぇ!?別にいらんって、俺タチなんやから」

「たまには俺の気持ちも味わったらええやん」

「でも......」

「後ろ、気になったことないん?」

「い、や...おれ、は...」


大きな瞳が揺らぐ。あぁ、ちょっと気になってるやん。

そのまま、そのまま。


「なぁ、まーしぃ。これ挿れて俺のナカ入ったら気持ちいいと思わん?」

「っえ、」


ああ、その表情。期待と不安の入り混じる、その顔。

ほらもっと、堕ちてきて。


「そしたら腰振るたびに中で当たって後ろも前も気持ちいいと思うんやけどなぁ......?遅漏なまーしぃは俺と一緒に気持ちよくなってくれないん......?」

「ぅ、ぐ......」

「ほら、お尻綺麗にしてきてぇ?そしたら俺、これ挿れて待ってるから......ね?」

エネマグラの取っ手に指を引っ掛けて弄びながら志麻くんに向かってチロリと舌を出すと、まんまと乗せられた彼は耳まで真っ赤にして無言で寝室を出て行った。


ほんと、俺の言うことにとことん弱いんだから。

おしっこ我慢させたいだとか、縛りたいだとか縛られたいだとか。もともとちょっぴり特殊な趣味を持っているらしいことは薄々気付いていたけれど、今の今まで俺に対してなにかやろうと持ち掛けてきたことはほとんどない。でも、あのご奉仕大好き志麻くんなら、俺のわがままに付き合わされるのもきっと嫌がらないで受け入れてくれるはず。

あわよくば、めちゃくちゃに興奮してくれたなら。いつも見れない顔が見れたなら。

「ん、ふ...ぁ、」

この後のことに期待を寄せながら、とっくに準備済みの後ろにローションを塗り付ける。普段から志麻くんのあの凶器と呼べそうなほどの質量を受け入れているから、こんな小さな玩具なんて難なく咥え込んだ。

「あ、っあ...!これ、あたって...」

くぷりと飲み込んできゅんと締まったナカに合わせて小さな玩具がぎゅっと前立腺を押し込み、びくりと腰が揺れた。

快感を逃そうと腰をくねらせてみるも、じわじわと押される刺激はいともたやすく思考回路を溶かしていく。

「っん、ぁッ...は、もぉ、早く帰ってきてや...」

びく、びく。
じんじんと熱を持ち始めた後ろが疼いて、待ち焦がれるのは愛しい彼の姿。

もじもじ、すりすりとシーツの上で体を捩ってやわい快楽を逃しながら、待つこと数十分。

「......ただいま」

「おかえりぃ」

たまに一緒に風呂に入ってそのまま致すこともあるから、シャワーで後ろを綺麗にする方法は彼も知っている。だからこそ一人で送り出したのだけれど、表情を見る限り本当に洗浄してきてくれたようだ。

「ほんまに挿れてたんや」

「約束は守る男やで...んぁッ、まーしぃ、抜いて...?」

「はぁい、ありがとうな」

志麻くんはベッドで一人くたびれている俺の髪をさらりと撫で、俺に覆い被さるようにベッドに上がってきた。そのままほっぺにちゅーされて、エネマグラの取っ手をすりすりと撫でられる。

「ぁ、ぁ、だめ...ッ」

「そんな、気持ちええんや...?」

優しく俺を甘やかすその声が、今日は彼自身の期待の言葉にも聞こえた気がした。

「んあっ...はぁ、いじわるなんやから...」

「ごめんって。センラがかわいいからや」

くちゅりと音を立てて玩具が抜かれる。ようやく解放されて、逸る想いに身を任せて彼を呼ぶ。

「まーしぃ、ちゅう」

「ん」

俺の上から退こうと身体を起こした彼にしがみついて抱き寄せると、そのまま距離が縮まって唇が触れた。

「ん、んー...ふ、んむ、ぅ」

シャワーから上がったばかりの彼の髪はまだじっとりと濡れていて、熱くなった頬に冷たい雫が垂れてくる。気づけば舌を絡めて貪り合って、志麻くんが俺の手をシーツに縫い付けようとするから。

「...ぷは、だぁめ。まだエネマあるんやから」

「......ほんまにやるん?」

「まーしぃが本気で嫌ならやめるけど」

「............嫌、じゃない。センラと気持ちよくなりたい、し」

セックス中の彼にしては珍しく照れて顔をツイと背けてしまった。

あー可愛い。
俺のために貞操すら手放す彼氏、最高だと思わん?
なんてニヤニヤとしていたら「へんなかおしとる」なんて笑われてしまった。

そのまま暗い明かりの中、手っ取り早く互いの服を取っ払い二人で生まれたままの姿でベッドに座る。

「ほら、四つん這いなって」

「う、ぁ...ちょ、あんまり見んなや...」

「ん~?おしり大きくてかわええよぉ?まーしぃ」

志麻くんは俺とは違って胸と腰回り、脚に肉がつきやすいらしい。そのせいでむっちりと育った尻肉を向けられて、揉みしだきたいという衝動に駆られるのは男としての本能だと思う。

「あ...っや、センラ!?っそ、そこ舐めたらっ...!」

「ん-、んむ、ぅ」

丁寧に綺麗にしてきてくれたその割れ目に顔を埋めて、穴の周りを舐めてみる。志麻くんが俺にやるときは汚いし心底嫌だと思っていたけれど、実際に自分がやるとなると背徳感と優越感がすごくて、意外に興奮できるものだなあと実感した。志麻くんは志麻くんで嫌やと身を捩りつつも、普段俺にやっている手前文句は言えないらしく。

「まーしぃ、もう指入れてもええ?」

「......う、ん」

普段はきりっとかっこいい太めの眉をこれでもかと垂らし、不安そうな表情でこちらの方を向く志麻くんの真っ赤な顔が今日はずいぶんと可愛らしく見える。
たっぷりとローションを纏わせた指を擦り付けるだけでこんな声を出すのだから、この後エネマグラを挿れたらどうなるんだろう。
その状態で俺に挿れたら、どうなるんだろう。

ぞくぞく、今まで感じたことのない期待が身体を巡って、志麻くんの孔につぷりと指を進めた。

「...う、ぅぐ」

「痛ない?大丈夫?」

「痛くないことはない...けど、多分平気......ッ」

片手で尻たぶを広げ、もう片方の手でぐちぐちと弄ってやる。俺も最初はこんなにきつかったんかなぁ、と思いつつ、時折また舌を這わせるだけでびくりと腰を揺らす志麻くんが小動物みたいに思えてくる。
ゆっくり、ゆっくりと指で中を掻き回す。玩具自体は大した太さじゃないから、痛くないくらいに、広げられるように。

「あ、ッ...センラの、ゆび、俺んなかはいって...ぁ!」

「じょーずじょーず、ほらもう指しっかり咥えとるよ。エネマくらいなら挿れても平気そうやけど...まだ解す?もうええ?」

「はぁ、ん...ええよ...ッ」

「ん、わかった」

まだ開いていない方の箱から、新品のエネマグラを取り出す。軽く消毒をして、たっぷりとローションを塗りたくったら、あとは志麻くんに挿れるだけ。
ぐっと力を込めれば、控えめなサイズの玩具が時間をかけて解した彼のナカに飲み込まれていく。なめらかな曲線を描くそのシルエットは引っかかることもなくくぷくぷと挿入されて。

「......っは、ぁ...ッ?」

「全部入ったで、どう?きもちい?」

「わ、かんな...けど、変なとこ当たってムズムズするぅ」

「そのうち気持ちよくなってくるって。......なぁまーしぃ、俺もう限界やから、ね、挿れて?」

後ろを弄られる志麻くんを見ていたら自分もなんだか疼いてしまって、我慢できずに志麻くんの横に転がった。四つん這いのままの志麻くんの身体をゆらゆら揺らして起き上がらせる。

「俺もうこんなんじゃ腰振れんて......」

そう言いながらものそのそと移動する志麻くんのそれは依然バキバキに勃起していて、こんな状況でもちゃんと興奮してくれているんだと思わされて嬉しくなる。

「はやく、はやく」

くぱぁ、と音が聞こえそうなくらいに穴を拡げ、ふりふりと腰を揺らしてみせた。俺だって早く挿れられたい。今すぐにでも、玩具よりももっともっと大きい志麻くんの大きいので、奥の奥まで気持ちよくしてほしい。

「んもー、わがままなんやから」

「そんなセンラのことも好きやろ?」

「うん、そりゃもう、大好きやで。ほら脚もっと広げて...っふ、」

志麻くんを待っている間あんなに解して待っていたのに、また確かめるように指を突っ込まれた。そんなに丁寧にしなくても、こんなにも欲しがってとろとろなのに。

「あ、忘れてた」

体を起こしてゴムをつけている志麻くんが待ちきれなくて、ちゃんと装着できたかどうかもわからないうちに首に手を回した。そしたら「せっかちやなぁ」って微笑んだ志麻くんと一緒にベッドに倒れ込んで、彼のそれがきゅんきゅんとするそこに押し付けられたら。

「......あッ、きた...っ♡まーしぃの、おっきいの......ッ♡」

「......あーやっば、ナカあっつ......んァッ、!」

突如、志麻くんが大きな声を上げてびくりと身体を揺らした。一緒に敏感なナカも擦られて俺も腰が跳ねる。

「んぁっ...あは、当たった?っはぁ、そのまま腰振って、まーしぃ」

「む、りッあ、っあ...!」

「ほらはやくぅ、なぁ?」

初めての感覚に眉を寄せ、ぎゅっと目を閉じて耐えるように震える志麻くん。力が入ってしまうたびにエネマグラが食い込んでつらいようで、俺の中に入ってるちんぽもビクビクと震えてる。
つらいよなぁ、そこいじられるの。でもそれがだんだん癖になるんよなぁ。
あぁ、なんて可愛いんだろう、この人は。

志麻くんの腰に脚を巻き付け、カクカクと揺らす。刺激としては大したことないけれど、今の志麻くんにはこれだけでもしんどいだろう。

「あ、っア!まって、センラ...ッも、まってぇ...ッ」

「ん、っ俺も気持ちよくなりたいやもん。まーしぃが無理なら交代しよっか?」

腰を揺らすのは止めないまま、辛そうにする志麻くんの顎を指でなぞって煽るように志麻くんを見上げる。

「ちゃんと解したしなぁ、たまには俺が挿れてあげてもええんやで?」

「......ッ」

耐えかねたように開かれた目はギラギラとしていて、今にも沸騰しそうなくらいの熱を孕んでいて。
がっしりと腰を掴まれたと思った瞬間、ごちゅんと奥まで突き入れられた。

「んぁ"...ッ!!まーし、そんないきなり...ッ」

「ふー、ふーっ、は、ぁッ...」

鼻息も荒く腰を振る志麻くんはいつもの余裕そうな顔とは正反対に、必死に快楽に耐え忍んでいる。それでもナカで奥をごつごつと突くそれは男の本能そのもので、そんなめちゃくちゃな状態の志麻くんに犯されていると思うだけで体中がぞくぞくする。

「はぁ、ッセンラ、あ" っ、うぐ...ッ」

「あは、もぉ、そんながんばって腰振ってもーて、んぁッ...童貞みたい...♡おしりきもちい?」

「きもち、から、ッそんな締めんの、あ"ァッ!」

前からも後ろからも快楽を得るなんて初めての体験に流石の志麻くんもいつもみたいにリードなんてできるわけもなく、カクカクと不規則で雑なピストンを披露してくれる。腰を突き出すたびにエネマグラが食い込むらしく低めの喘ぎ声を漏らしていて、今にも溶けちゃいそうな顔。

「あっ...かん、これ、やばいッ、センラ、ッあ"ぁっ」

「あ、っあんッ♡...まーしぃイきそう?顔とろとろやで、イケメンが台無し...♡」

はふはふと荒く呼吸を繰り返す口元はゆるゆるで、今にもよだれすら垂れてしまいそうな。そこから覗くてらてらと光る厚めの舌がとんでもなくエロく見えしまって、腕を伸ばしてキスをせがんだ。

「まぁし、もっとこっち...ん、んむ、ふぅっ」

「んッ...ふぅ、っあ、む...ッ」

お互い必死に舌を絡め合って、唾液が零れるのも気にしない。
酸欠になるまで求めたら、二人とも絶頂まであと少し。

「あっあ、まーし、も、おれイきたいッ、奥、ッもっと突いてぇ...っ♡」

「も、俺もむり、っあかん、出る、出るぅ......ッんぁあ"っ♡」

「ふ、ぁあ、いくっ、い"ッ、~~~~~~ッッ♡♡」

ぎゅう、と脚でしがみついたせいで志麻くんも俺の方に倒れ込んで、みっちりと密着しながら精を吐き出した。志麻くんはそのまま俺の上でがくがくと腰を震わせ、うねって締め付ける俺の中と後ろの玩具の両方で快楽の波を享受しているようだった。

「あ"~っ、あ"、あ...っはぁ......ぁ、う......ッ」

「...はぁ、っまーしぃ、抜いてあげるから...ほら横、転がって」

俺を抱きしめたままのの志麻くんをベッドに転がし、ころりと立場逆転。まだ痙攣の止まらない太ももをそっと支えて、ゆっくりとエネマグラを引っ張ってやる。

「は、っあぅ......ッ」

「力抜いてってば」

ぬちゅう、と音を立てるほど食いついて離さないそれを時間をかけて引き抜く。大した太さも長さないこんな玩具に、彼はこんなにも翻弄されていたという事実に思わず口元が緩む。

「......まーしぃ大丈夫?」

「ふー、っはー、だい、じょうぶ......」

仰向けにしたせいで良く見えるその整った顔には疲労が滲んでいて、それでいて未だ冷めやらぬ熱を孕んだ瞳がぼんやりと空中を眺めていた。

「んふふ、まーしぃかわいかった」

「も...やば、かった...死ぬかと思った」

「後ろも案外ありやろ?」

もう体を拭く元気もなくて、そのままごろりと隣に寝転んだ。志麻くんの方はようやく息が整ってきたようだった。

「......でも俺センラには挿れたいもん」

「あはは、言うと思った。でもいつもより気持ち良さそうでよかったわ」

むくれる志麻くんの横顔にそっとキスをしてあげる。

「なんか今日のセンラ...いつもよりエロかった、雰囲気が」

「えぇ??なんも意識してへんけどなぁ」

「俺にエネマ入れる時とか、なんか女王様みたいで...ちょっとよかったなって」

「......志麻くんそういうの好きなん?」

「いや、そういうわけでは...ないんやけど...」

歯切れの悪い返事を返す志麻くんに、あぁやっぱりそうなんやと思わされる。
今日の彼の善がり方を見るに、やはり噂通りどこか追い詰められることが好きな部分があるのだろう。

でも実際、俺は俺でそんな志麻くんを見るのはとても楽しかった。

志麻くんと付き合ってからずっと忘れていた、自分が優位に立ちたいという男の本能的欲求と、みっちりと身体に刻み込まれた後ろの快感。それをどちらも満たせるこういうプレイは、案外俺にとって、そして志麻くんにとっても良いものだったのかもしれない。


「また挿れてあげよっか」

「あー......たまになら、ええ、かも。たまになら」

「じゃあ今度はピンヒールと鞭も用意せなあかんね」

「あー、そのセンラはちょっと見たいかも」

「冗談やって、真に受けんといてぇ......」


まぁ、ピンヒールと鞭はなしとしても、またこうやって俺優位なセックスするのは案外ありかも、ね。

扉を開いてしまった話。


「センラさん」

「はい、センラさんです」

「ちょっと見てほしいんやけど......今日はこれを試そうと思ってて」

ぽて、と手のひらに乗せられたのはシリコンでできた細長いなにか。

「なにこれ見たことない......何に使うん」

「これをこう...挿すんよ、ちんぽに」

「......うん、嫌やけど」

「おねがぁい!!絶対気持ちいいから、楽しいから、ね?」

はぁ、と大きめのため息をつく。


「......それ使って楽しいのは俺やなくてまーしぃやんか」

そう。使うのは俺ではなくて。


彼の方で。


「じゃあセンラが使う?」

「ぜっっっったい嫌や」

なんやねんちんこに棒挿れるって。痛いに決まってるやん。
とは思うけれど、端から見たらケツにちんこ挿れられてる俺も同じようなもんかもしれない。

「ちゃんと使い方勉強してきたから...!」

「そういう問題ちゃう......」


──エネマグラを挿れてセックスしたあの日からというもの、どうやら自身のMっ気を知ってしまったらしい志麻くんは時々"そういうプレイ"を求めるようになった。

もちろんセンラも自分の言葉一つ一つにドギマギして必死になる志麻くんを見るのはそこそこ好きで、きっとSの素質もなくはないんだろうなと思う。でも。

でもだ。

「うーん、とりあえず細いの買ったけど長さ足りるんかなぁ...」

風呂上がり、二人して座ったベッドにて。
手のひらの玩具をコロコロと弄りながら唸るこの男である。

仮にもタチ、顔面国宝と名高いこの男がこんな様子でいいのだろうか。
以前まではあんな凶器のようなちんこで毎度毎度ひぃひぃ言わせられていたというのに。

「やっぱ痛いんかな......」

不安げに呟いた言葉とは裏腹に、へにょりと下がった眉尻と蕩けた瞳は、期待した表情そのもので。
これを挿れたらどうなってしまうんだろう。そんな期待が抑えきれないのが俺にだってわかる。

まぁ、そんな様子の志麻くんを放っておくほど俺だって野暮な男ではない。
どんな形であれ、俺だって早く気持ちよくしてもらいたいし。

ぐいと顔を寄せて、うっとりしていた志麻くんにキスを仕掛ける。
手に持った玩具をそっと奪ったら、まずは二人だけの時間。

「......ん、んんっ」

「......ぷは、あむ」

そのまま耳を塞いでやって、くちゅくちゅと舌を絡めた。向こうも俺の耳を塞いでくるから、脳内に響くようなそのやらしい音を堪能する。
お互い唾液で口がべしょべしょになるまでたっぷりキスをして、俺から先にそろりと下着に手を伸ばした。しかし、それはすでに熱を持った志麻くんの掌に掴まれてしまう。

「ね、今日は俺が先に舐めてええ?」

「ええけど、その、俺、ちんぽに挿れんのはほんまに......」

「やらんって。俺が舐めたいだけやから安心して?」

そう言われて丸め込まれてしまえば股を開くほか選択肢はない。
大好きな彼の整った顔が俺の脚の間にいるだけでもこんなに心臓が高鳴って。

「あ、む...」

「ふぁ、あ...ッ」

「んふ、ん-...ん、っ」

じゅう、ちゅっ。

先端に吸い付いたかと思ったらそのまま裏筋を舐めながら根本に顔を埋めて玉まで吸って。堪能するように嗅がれて小っ恥ずかしいが、引き剥がすのはもったいないくらいの視界のエロさに彼に身を任せた。

「ん...せんらの、かわええ...」

「余計なこと言わんでええ、て...っく、ぁ」

「ここも、頑張って精子作ってるって思ったらかわええもん。もう使わんのにな...んむ」

「う、るさい、あんたやって...っうぁ"!っ口の中あつぅ...っは、あん...っ♡」

またぱくりと咥えられて、俺のを口に含んだ志麻くんの髪を思わず掴む。
この先っぽを咥えながら竿と玉を手で刺激されるのは俺がいつもやってるやつ。こうして俺にやってくれるということは、きっと彼も気に入ってくれているのであろう。

「ん...ん、ふ...む、ぅ...」

長いまつ毛を震わせて奥まで咥え込む志麻くんは、躊躇もせずくぽくぽと音を立てて頭を動かす。志麻くんほどのサイズはないにしろ、誰だってちんこなんか咥えたら苦しいはずなのに。

「まーしぃそれ、やばぁ、あんっ♡」

「んぅ♡んぐ、ぐぅ、ん、む"♡」

「あ、あ、でちゃう、からっはなして、まぁし...ッ」

出して、と催促するように喉を締めてさらに動きを速める志麻くん。瞳には涙が滲んでいて、でもこちらを見つめるその目は嫌がるどころかどろどろに蕩けるような淫靡な視線で、目が合った俺を射抜いた。

「まって、まってほんまにッあぁっ吸ったらそれ、ッも、っあぁッ、あぁ"~~っ♡」

「んぶ......ッん、ぐ、ッ♡」

奥の奥まで咥え込まれた志麻くんの口内に思いっきり射精する。申し訳ないと思いつつもビクビクと腰が揺れるのが止まらなくて、喉奥へと擦りつけてしまう。

「......ごめ、めっちゃ口ん中だしてもうた...!」

「う"...へーきやで、けほッ、うぅ」

「だめやん!ほら出して...って飲んだん!?」

涙目になりつつも嬉しそうな志麻くんがぱかりと口を開けるともうなにも残っておらず。

「ふへ、センラのおいし...な、俺のも咥えてや...♡」

「あ、っや、ちょっと...!」

志麻くんは寝転がったままの俺の上に跨ると、下着越しに張り詰めた熱をぐいぐい押し付けてくる。

あかん、もう志麻くんスイッチ入ってもーてるかもしれん。
ほんとうに、仕方のない男だ。

「...は、はっ♡センラ舐めて、はよ、はよ俺のちんこ触って...っ♡」

「あーもう、我慢できひんの?悪いおちんぽやね?」

「我慢できん、お願いやから...っ」

こうなったらもう最後まで付き合ってあげるしかない。なにせ、彼がこんなになってしまったのは、俺とのセックスが原因なのだから。ならこの俺が、恋人として責任を取らなきゃあかんやろ?

「ん、あーむ...んふ」

「は、ァッ、センラ、っあ、そこ...ッ」

「ぷは、めちゃくちゃえっちな顔...♡んむ、ぐぅ...」

べー、と舌を見せてからぱくりと大きくなったそれを咥え込んだ。期待したそこはとろりと蜜を零し、ふぅっと息を吹きかけるだけでもひくんと震える。

「ッセンラフェラうますぎ、っんぁ、きもちええ...っ」

「んん、んー、は、ぁむ」

そりゃあいつもされてばっかりだから、誰かさんのでっかくて絶倫なちんぽをどうやったら翻弄できるか、めちゃくちゃ考えたからやもん。

元々口の大きい俺は、志麻くんのデカチンと相性最高かもしれんなぁ、って余計なことまで思いつく。

「一回出しとこな、"アレ"、使う前に......んぅ、さっき俺も出したから、センラの口に出してえーよ♡」

「...あ、っうん...っあぁ、はぁ"っ♡」

快楽に耽る志麻くんに忘れかけていそうな例のそれの存在をほのめかすと、またはぁはぁと息を荒げるもんだから、可愛くて可愛くて。

「っでる、せんらっでるぅ、っは、ァっせんらのくち、くちに出す、あぁ、でる......っう"、ぐッ」

「ん"............ッ、んぇ、濃ぉ......はぁ、ちゃんとたっぷり出せたなぁ?もうこのあと、ちんぽの穴塞いじゃうもんな」

「っ......♡」

出した後にも関わらず、これから挿れられるんだと意識したそこは萎える素振りもない。ちゅ、とまだ敏感な亀頭にキスを落としてやれば、びくりと腰が跳ねた。

「センラ、俺も、もう...っ、お願い、挿れて、お願いッ」

「ふふ、余裕ないんやねぇ?もう心とちんぽの準備は出来たん?」

今にも泣きそうな声で縋り付いてこくこくと頷くもんだから、少し意地悪したくなってしまうのが性というものだけれど。これ以上焦れったいのは俺もしんどいし。

これをしたら、もう後戻りはできない気がした。
はぁ。センラ、今から、彼氏のちんこに、挿入させていただきます。

ふー、と息を大きく吐いて、それを手に取った。

「じゃあ挿れんで?よーく見といてな?」

「う、ん......っ♡」

ガチガチに立ち上がる男根にローションを上からぶっかけ、シリコン製の細長いそれにもたっぷりとローションを纏わせる。

プラグの先っぽを尿道口に宛がうだけでビクビクと震えるのだから、相当に期待をしているらしい。
そのまま挿し込んでいくと、思っていたよりも引っ掛かりなく長いそれがゆっくりと中へと飲み込まれていく。
ある程度が挿入されたところで、志麻くんが引き攣った声を上げた。

「は、ぁ"...ッ!あ、ッい"、......ッ」

「痛い?一回止める?」

「いた、っけど多分へいき、なんか、へんなって...ッそれよりキス、キスしてぇ...っ」

「わかった、わかったから、ゆっくりな」

半開きになった唇に自分のを押し付け、舌を差し込めばねっとりと絡められる。勃起した志麻くんのと俺のをぴとりとくっつけて、一緒に握り込んだ。

「...んむ、ぷはぁ、ほらここ、自分でちゃんと支えて?もっと奥まで欲しいんやろ?」

「ッほしい、...っうぁあ"ッ......~~~~ぐ、ぁあ"っ」

少しずつ、ほとんど重力に任せて挿入していく。時折痛みを感じるようで顔をしかめるけれど、止めようとする素振りは見せない。ゆっくりと、でも確実に性器の中に飲み込まれていく玩具にもはや感動すら覚える。

「あ、っあ...?なん、これぇ...ッ」

ゆっくり挿れたり、止めて愛撫をしたり。それを繰り返して少しずつ進めていったおかげか、気付けば頭の部分の手前まで挿入されていて、もう痛みにはほとんど慣れてきたらしい志麻くんが声を上げた。

「や、ぁっこれ、っひ、ィ"ッ...」

「まーしぃ......?」

俺にしがみついてがくがくと力なく震えるもんだから、なにかやばいとこまでやってしまったかと心配したのに。

「こ、れ...やば、きもち、ぃ"...ッ♡♡」

はぁはぁと息を荒げ自身を見つめるその目は完全に据わっていて、うっとりと快楽を享受しているようだった。

「はぁ......まったく、どうしようもない変態やなぁ」

先っぽをつまみ、クイクイと引いてみる。数ミリ動くか動かないかの小さな刺激にも志麻くんは大きな声を上げて、背中を反らす。

「ッあぁ"ッ!それ、せんら、センラ...ッ」

カクカクと腰を揺らして押し付けてくる志麻くんを手で制し、わざと焦らすように顎を掬う。

「なぁに?まさか自分だけ気持ち良くなって終わりなんて思ってへんよな?」

「するっ俺もするから、ッ気持ち良くする、からっ」

「んふ、じゃあおねがぁい」

そう、ここまでしてやっているが、あくまでタチは志麻くんで、ネコは俺なわけで。俺だって最初からずっと我慢しているわけで。

もう限界なのだ。
疼く身体が、目の前のこの情けない男に抱かれたいと、雌にされたいと今にも叫び出しそうなのだ。

「っはー、ねぇまーしぃ、もうここさっき準備したから、触って?」

「う、ん......ッ」

風呂でしっかり洗浄して解した準備万端なそこを見せつけるようにお尻を振って見せる。それだけでも志麻くんはギラギラといやらしい顔をしてくれるから。

ぐちゅう、といやらしい音を立てて俺の後孔は志麻くんのがっしりした指を咥え込む。

「あ、っはぁ...っ!そこ、そこもっとさわって、っんぁッ」

「センラ、センラッ...っあ、あぅ」

早く挿れたいと目で訴える志麻くんには気付かないふりをして、へろへろでも繊細な指さばきに耽溺する。志麻くんは優しいから、いつも俺がいいよって言うまで挿入しない。挿れたいって自分から言うまで放っておいたら、いつまででも手マンしてくれそう。

「...ふー、っは、...センラ痛ない?...ッあ、はぁっ...?」

「あ、ッあん、うんっ...おしりきもち、はぁッ、あぁっ」

「......せんら、ね、っも、挿れたい、これ、頭おかしくなりそーや...ッ」

ぐちゅぐちゅと掻き回す手は止めないまま、プラグが刺さったままの陰茎を擦りつけられる。
俺の首筋に顔を埋めて耳元で荒く呼吸を繰り返す志麻くんは、自分で抜くという選択肢はないらしい。どこまでも従順で、それでいて歯止めの効かない欲望に突き動かされていて。切なげに身体を戦慄かせながら、受け入れる立場の俺に頭を擦り寄せ必死に強請り続ける。

「......も、がっつきすぎやってば...そんなに挿れたいんやったら、挿れたらええやん」

「で、も...これ、まだ...抜いてな、から...」

「誰が抜いていいって言ったん?まだ入れたばっかやろ」

「...ぇ、」

いくら細いプラグとはいえ、敏感な粘膜を掻き回される感覚はきっと凄まじいものだろう。
それをそのまま、挿れてみろ、だなんて。そりゃ怖いよな。

抜いてくださいってお願いする志麻くんが見たくて、少し挑発してみた。

はずだったのだが。

「......ッ、は、ぁっ...」

「まーしぃ?」

ゆっくりと開かれた眼はとろりと蕩けていて、恐怖と、期待と、快楽とがぐるぐると渦巻いていて。
解すのを止めた手をそっと俺の腰に添え、ガチガチに勃起した性器を俺の孔に押し付けた。

プラグは、そのまま。

「うわっちょお、まーしぃ、ッ痛かったら無理にやらんでも...っん、ぁッ...!」

「ひ、ぃ"......ッぐぅ、はぁっ」

長さも太さもそこそこのものを使ったのが幸いして、挿入で引っかかることも、さらに尿道の奥に入り込んでしまうこともなかった、なかったけれど。

「......ふ、ぅ、ッは、ぁ"」

「まーしぃ...?」

少し挿入したところで彼はぴたりと動きを止める。
俺の腰を掴んだままの手は力が抜けて震えて、完全に蕩けたその瞳に涙をいっぱいに溜めて。
半開きの口から、ほろりと唾液が零れ落ちた。

真っ赤な顔でこちらを見つめるその表情は、トんでしまったように、快楽の虜になって。
普段は見れないその表情に、心のどこかがギュッと音を立てた。

「......あは、中からも外からも触られて気持ち良さそぉやね......♡」

「っあ"ぁ"、締めな、で...ッ、い"た、っひ、ぎ...ッ」

「痛いって言うわりにはめちゃくちゃスケベな顔しとるけど...ほら、よだれまで垂らして、情けない顔...♡」

顎を伝う唾液を指で掬って、そのまま自分の口内へ。
フェラするみたいにやらしく舐めあげて、唾液でべたべたにした指で動きを止めた志麻くんの胸の尖りに触れる。

「あ、っそれ、あかん...ッ」

「ね、まーしぃ、俺も気持ちよくしてくれるんよな?」

「っごめ、する、するって、っぁ"おねがッ、締めんのっやぁ"...ッ」

たしなめるようにくりくりと乳首を弄ってやってようやく、志麻くんはゆっくりと腰を揺らし始めた。

「ふー、っう"ぅ、ッんぁ、はぁっせんら、ッあ"せんらッ...♡」

「ん、っふぁ、いいとこ...っきもち、っあ♡」

普段のセックスと比べたらあってないようなピストンだけれど、俺も志麻くんも死ぬほど興奮してて、死ぬほど気持ちいい。
いつもはがっちりと俺の腰をホールドしてごちゅごちゅ奥まで突いてくる志麻くんが、今日はプラグのせいで数センチ前後に揺らすだけでこんなにも情けなく声を上げている。そんな異様な状況に俺もまた興奮して。

「...これ、やばっあぁ、ひ、い"ッ...ぁ、んァッ」

不規則に揺らされることに加え、浅いところを何度も擦られ、俺は俺でおかしくなりそうだった。エラの張ったカリが前立腺を掠めるたびに腰が跳ねて、やわい刺激がじわじわと積み重なっていく。

「まーし、まーしぃ...っいきた、も、ひぁあ"ッ...!いけへんのぉ"っ、そこばっか...ッあ"ぁ♡」

「っはぁ"、俺やって、これ以上...っふぅ"、腰振れん、からぁ...ッあっぁ"、ッい"だっ...ッ」

もう訳も分からず快楽を享受するだけの志麻くんの手をとって、俺の性器を握らせる。そのまま志麻くんの手ごと好きなように扱きあげて、溢れる快感に身を任せた。
志麻くんの柔らかくて熱い手がじゅこじゅこ音を立てるのが、自分で扱くよりも何倍も気持ち良くて。

「っあん、これ、ッあかん、くる、っはぁッくるぅ"...ッ♡」

「ひ、ぎッ...い"、俺も、俺もイきたいッ...~~あ"ぁ、センラッ俺もいじめて、おねが...っ」

「あっあ、も、わがまま、なんやから...!ッひ、ほら、もっと早く...ッ♡」

ちんこは志麻くんに任せて、先走りでどろどろの指でまた志麻くんの乳首を抓り上げた。
その痛みと快感で志麻くんが背中を反らすから、ナカもごりごり刺激されて、俺はあっけなく射精する。

「~~~~ッ...ぉ"ッ、あ"...ッ♡」

「ッあぁだめいくいく、いッ、く"ぅ、~~~~~~~~ッ♡♡」

「ふぁ"ッ、ひ、い"だ、ッい"、きつすぎッ、あっぁ、でる、う"、っん"~~~♡」

ナカもぎゅうぎゅうと収縮が止まらなくて、そのせいで志麻くんも一緒に絶頂する。まだ敏感なちんこを握りしめられて、腰を跳ねさせ盛大に白濁を散らした。

「あ、ぁ...ふ、はぁ、センラ...っあ...♡」

ぽたぽたと胸に垂れてくるのは志麻くんの汗か、涙か、唾液か、それすらもわからないくらいぐっしゃぐしゃの顔で。いや、志麻くんだけじゃなくて俺もぐっちゃぐちゃだろうけど。しまいきれていない厚い舌がすごくエロくて、思わずむしゃぶりついた。

「~~んむ、ん、ぅ...♡」

「ん、ふぅ"、ふ...ッ」

息も整わないまま舌を絡め、唇を貪る。元々鼻炎気味の志麻くんだが、興奮したせいでさらに鼻を啜っていて、ちょっと苦しそう。

「...ぷはぁ......はぁ、やばかった、まーしぃめっちゃエロい」

「ふぅ、あんたも人の事言えんよ...っう"、あぁ"ッ」

ぐち、ずるぅ。ゆっくりと腰を引く志麻くんは抜くだけでもしんどいらしく、時折声を上げては動きを止めている。締まった入口にカリが引っかかってしまうようで、面白いくらいに時間をかけてようやく引き抜かれた。

「...まだ、抜かなあかんのよな、これ」

「...ぅ、ん...抜いてくれる?センラぁ...」

「自分でやれや!!」

「いやや、センラに挿れられて、センラに抜かれたい...ッ」

「変態や...」

俺にぞっこんでだいぶ性癖がイカレポンチな恋人にため息を一つ落として、まだてらてらとぬめる先っぽに突き刺さりっぱなしのプラグをつまむ。

細身のそれは完全に塞ぐことはできなかったらしく、萎えかけのそこから精液がとろとろと溢れている様はあまりにも視界の暴力。

「抜くから、ゆっくり深呼吸して、力抜いてな」

「はー、うん、すぅ...ッぁア"...ッ!」

「ごめ、痛かった?」

「い"っ...たない、続けて......?」

痛くない、と言うわりには時折歯を食いしばるような表情を見せるし、掴んだシーツはくしゃくしゃ。それでも、彼はきっとこれも興奮の材料にしてしまうだろうから。

「っひ、ぁ...ッふ、ァ"...♡」

「こら、もう片付けしてるんやからね。そんな顔しんといて」

俺が抜いてあげている間にも、支えているその手で今にも扱きだしそうなくらい期待した表情でいるから、ぴしゃりとたしなめる。本当に叩いたらそれすら喜ぶだろうから、そんなことはしないけど。

まあでも、どうせなら最後、ちょっとばかしいじめてあげようか。

ゆっくりゆっくりと抜いて最後の数センチ、ずるるっと一思いに抜いてやる。

「っああ"ァ"!?~~ッッ♡♡」

がく、と喉元を晒して志麻くんが背中を反らした。ようやくすべて引き抜かれた志麻くんのちんぽは真っ赤になっていて、開いた尿道口からぴゅくぴゅくと力なく精子を溢している。

「...あ、は、ぁ............♡」

「ほんま、最後まで変態なんやから......大丈夫?痛いとこない?」

「へー、き...でもまじで気絶しそーやった、ほんまに、やばい、これ......」

ベッドにぺしゃりと寝転ぶ志麻くんはまだ余韻が抜けないようで、はふはふと浅く呼吸を繰り返している。顔から背中、胸まで全身いつもの数倍汗だく。どのくらいかっていうと俺くらい汗だく。

「だいぶ気持ちよさそうやったなぁ。志麻くんのおちんぽが可哀想やけど」

「......センラにもやってほしい、絶対意識飛ぶって」

「いやや!!!絶対!!!!」

「ええのになぁ...」

ぶつくさ言う彼の汗も拭わず、じっとりと濡れた胸元に潜り込む。今日はあんまり密着してえっちできんかったから、ここで志麻くんの体温をチャージしておこうって、回らない頭で。

俺が近寄ると何も言わずに腕枕をしてくれるところは、相変わらずイケメン彼氏の鑑で、スパダリで。ちょっと変なプレイをしたことを除けば、誰しもが羨むようなピロートークの絵面が完成する。

「............ごめん、センラ」

「......なにが?」

「今日...俺ばっかりで、あんまりセンラが気持ちよくなかったんじゃないかって、思って」

「そりゃぁ...いつもよりは、やけど」

いつもあんなに甘やかされて、めちゃくちゃにされるのとはちょっと違った、けれど。

「...そう、よな。ごめん、今度からは」

「あぁもぉ!!!ちゃうねん!!!」

急に大声を出したせいで、俺を抱きしめる身体がびくりと揺れた。

「俺やっていつも...そういう気持ち、やねん。俺ばっかり気持ちよくされて、まーしぃ全然イってへんかったとか、しんどくなかったかなとか」

「...俺は別にセンラが気持ちよくなってればそれでええから」

「だからぁ!!...俺もそういうこと。お互い様やろ。たまにはまーしぃのその、痛いのとか、なんでも付き合ったるから」

男同士の交わりなんて本来あるはずないものなのだから、きっとどこの男同士のカップルだって何か少しずつ我慢をして、それでも愛を紡いでいる。抱え込んだそれは自分の快楽を求める気持ちかもしれないし、相手を幸福にしてあげたい気持ちかもしれない。
身体を重ねるたびに心のどこかで申し訳なくなっていたこれまでの事を考えたら、こういう形で彼に何かを返せるのなら、案外悪くないと思った。

「でも、俺はやらんからな」

「もー、今度絶対やらせるわ」

「ちんこ噛みちぎるぞ」

「ひぇ、今ヒュンッてしたわ」

「それは怖いんや...」

そりゃあ相棒が、恋人が、そんな趣味を持っていたとは思いもしなかったけど。でも、相棒だし、恋人だから、何でも受け入れられるって。そんなところすら愛おしいって、思えたから。

そんな志麻くんに付き合ってあげられるのは俺しかいないって、思ったから。

ちょっと歪な形でも、お互いが満足できるような。
そんな関係でいたいなって。

だからこれからも、俺がたくさんいじめてあげるから。その分俺のこともまた、たくさん気持ちよくしてって。

何か言い返される前に、その間抜けな顔でぽかんとする志麻くんに唇を重ねた。

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