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5.「日本人は働き蜂」とよく言われます。確かに、日本人は勤勉でよく働き、中には「仕事が趣味」という人もいます。しかしだれでも仕事ばかりしているわけではありません。1987年の調査によると、平均的日本家庭のレジヤー支出は78万円で、家計支出の23.2%を占める。スポーツ関連の支出は目立って増えている。1987年度の海外旅行者は約564万人で、1980年と比べて25%僧である。年代別にみると、20~40年代が全体の70%を占める。男女を問わず人気のあるのはパチンコである。パチンコ店は、1987年に1万4,500店あり、10年間で44%増えた。
6.会社は日本人にとってのコミュニテイーであって、単純に労働時間を比較して、長いと決めつけるのは間違いだと思う。日本人は仕事を仲間と一緒にする楽しさを知っている。日本では、能力よりも協調性を重視する傾向がある。上司、あるいは同僚とうまくやっていけるかが日本人には大切なのである。
9.日本人はなぜはっきりと自分の態度を伝えないのか。均一体質の日本人は気心の知れた群れに囲まれているから、とりたてて自己を主張する必要がない。むしろ各自が仲間を傷つけないように気配りをする。グループの和を乱すような発言や行動を取れば仲間から嫌われ、群れの中ではいづらくなる。だから日本人の発言や行動は、良く言えば慎重に、悪く言えばあいまいではっきりしない。日本人は仲間や会社の和を保つように話したり行動したりする。
ベトナム人は、日本人がそうであるように本音と建前を使い分ける。特に北部ではこの傾向が顕著だ。口では非常に立派なことを言っていても、やることがめちゃめちゃな人がいる。また、意見を求められると、上流階級の人も、あまり勉強してなく難しいことは全然駄目という感じの人でも、はっきり自分の意見を表明することができるのも特徴である。外国人であるあなたには、はじめ、ベトナム人は本音で話すことは少ないだろう。親しくなってお互いに心を許すころになると「でも本当は...」という話になるかもしれない。(池田浩明)
10.日本人は、会話にあいづちを挟むのが普通だ。つまり、相手の話を黙って聞いていないで、話の途中で「そうですか」「はい」などと、何度も言う。友達や家族との会話なら、「ああ、そう」などを使う。こういう言葉は、自分がちゃんと聞いているということを相手に知らせるための合図のようなもので、日本語の会話にはなくてはならないものとされている。ベトナム語にも“VËy µ ”とか“ThÕ µ”などのあいづちがあるが、日本語と比べると使われる度合いが低く、ベトナム人などは、ただ黙って聞いていることが多い。
11.正座は一番いいけれども、正座をすると足が痛くなるから、外国人には無理だろう。だから横ずわりでもいい。でも、あぐらは、男性の座り方だから、女性は絶対にしてはいけない。
手締め:物事が無事終了した時の祝いに、全員で手を打つ
頭をかく/頭に手をやる:叱られたり、ほめられたりした時、照れや恥じらいを表す。
12.大学・短大生の就職活動は、最終学年になる少し前から始まる。まず会社案内を読んで各企業の情報を得た後、会社説明会に出席したり会社訪問をしたりして希望先を決める。そして、筆記試験や面接で合格すれば、非公式の採用通知である内定をもらう。しかし不況によって98年度の大学生の就職率は66.6%に止まっている。
日本の社会は長く学歴が重視されてきた。就職の際に大学名が重視されてきた。しかし、長引く不況の中で大企業でもリストラによって終身雇用制度が崩壊しつつあり、学歴よりも実力を重視する傾向はより強くなっている。また、若者も大学へ進学せず専門学校へ進学するなど大学進学率は低下している。
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